高校生をアルバイトとして採用する際の注意点をお伝えします。
■労働時間-労働基準法第32条-
1週間の労働時間は休憩時間を除き40時間、1日の労働時間は8時間を超えてはなりません。
また、労働時間について第32条が厳格に適用されるため、
変形労働時間制により労働させること、また時間外労働を行わせることはできません。
休日労働を行わせることもできません。
■深夜業の禁止-労働基準法第61条-
午後10時から翌日午前5時の時間帯には使用できません。
たとえ「明日は授業がないので10時以降も働かせてほしい。」と、
アルバイトの方から申し出があったとしても、
その方が18歳未満であるならば勤務させてはいけません。
■休憩時間-労働基準法第34条-
労働時間が6時間を超える場合には45分以上の休憩時間を、
また8時間を超える場合には、少くとも1時間の休憩時間を
労働時間の途中に与えなければなりません。
■休日-労働基準法第35条-
毎週一日の休暇を与えなければなりません。
■労働条件の明示-労働基準法第15条-
使用者は労働契約の締結に際し、労働者に対して、
賃金、労働時間、その他の労働条件を必ず明示しなければなりません。
■賃金の支払-労働基準法第24条、最低賃金法第5条-
賃金は、以下の4点を守り、支払わなければいけません。
①毎月1回以上、一定期日に支払う
②通貨で支払う
③全額を支払う
④直接本人に支払う(ただし、本人同意の上で本人の指定する銀行等の口座に振込み可能)
また、賃金の額は都道府県ごとに定められた"最低賃金"の額を下回ってはいけません。
■最低年齢-労働基準法第56条-
満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまでの児童(中学生以下の児童)を
使用することはできません。
行政官庁の許可を受けると、
満十三歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができます。
■年少者の証明書-労働基準法第57条-
事業場には、年少者の「年齢証明書」(「住民票記載事項証明書」で可)を
備え付けなければなりません。
■年少者の労働契約-労働基準法第58条
労働契約は本人が結ばなければならず、親や後見人が代わって結んではなりません。
■危険有害業務の就業制限-労働基準法第62条・63条-
危険又は有害な業務については、就業が制限又は禁止されています。
(例:運転中の機械若しくは動力伝導装置の危険な部分の掃除
発火性若しくは引火性の原料若しくは材料を取り扱う業務、など)
■雇入れ時の安全衛生教育-労働安全衛生法第59条一
雇入れの際には業務に必要な安全衛生教育を行わなければなりません。
以上には、高校生以外の方の雇用に関して注意すべきことについても一部記載しております。
また、この他にも雇用に関して定められている法律はたくさんあります。
それらを考慮したうえで高校生(満18歳未満の年少者)の採用、雇用をお願いいたします。
参考:労働基準法
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求人動向をタウンシーク編集長が解説!
高校生の採用 ~守るべきこと知っていますか~
転職市場の動向 ~転職しやすい時期は存在するのか~
転職しやすい時期って何月なのでしょうか?
季節ごとの動向をチェックしてその謎を解き明かしていきましょう!
そもそも求職者が転職しやすい時期って存在するのでしょうか?
まず結論から言えば、誰でも転職しやすい時期なんて存在しません。
確かに年度初めに合わせた入社やボーナス退職者の補充など、求人が増える時期はあります。
一方で、求職者も増えるので結局同じことなのです。
但し、求職者の条件によっては再就職に有利になったり不利になったりする時期が存在します。
そこで、ここでは時期ごとに転職市場の動向に関して解説していきます。
■季節ごとの転職市場
◇1〜3月は4月入社に向けた求人が活発化する時期
4月入社は主に新卒の新入社員を対象にしていますが、
1~3月は新卒者の人員を確保できなかった企業や、
新年度に向けての事業拡大を図る企業が多くなる時期になるので、求人数はアップします。
基本的に2月から人材を募集する企業が多いので、1月は求人数が少ないです。
一方で、年末年始に休暇をしていた人が動き出す時期になるので求職者は多いです。
そういった方々の活動は、2月から3月の上旬にかけて最も活発になります。
4月入社は新卒の新入社員と一緒に研修できることから、
未経験者でも比較的採用されやすい時期だと言えます。
◇4月は停滞期
新卒の新入社員が中心の4月入社を終える転職市場は、
停滞期を迎えるので求人数は激減します。
その割に4月の改編で転職を考える人が多く、そのため求職者も多くなるので、
4月は転職活動に向いていないかもしれません。
◇5〜7月求人は上向き
5月ゴールデンウィーク明け辺りから、
4月入社の新入社員が仕事に耐え切れなくなりバタバタと辞めていく時期になっていきます。
それに伴い人手不足になった企業の求人数も増えていきます。
新入社員の穴埋めになる時期なので、未経験者でも比較的採用されやすい時期になります。
6〜7月にかけてもボーナス退職者が増えるので求人数は増えます。
但し、この時期の求人は即戦力を求められることが多いので、
未経験者には厳しい時期とも言えます。
◇8月は停滞期
8月はお盆休みを挟むためか求人数がガクンと落ちます。
但し、この時期は求職者も少ないのでライバルは少ないです。
夏の時期に転職しようと考えている求職者の多くはお盆明けから動き出すので、
それより前に動き出せば有利になりやすいです。
◇9〜10月は転職市場が最も活発になる時期
上半期の最後になる9月から下半期のスタートなる10月は、
新体制のスタートや人事異動行われ、転職市場が最も活発化する為、
1年間で最も求人数が増える時期になります。
新プロジェクトの立ち上げメンバーとしての即戦力が求められることが多いので、
経験者が優遇されやすい時期とも言えます。
◇11〜12月は停滞期
下半期の人員補充が終えたこの時期は停滞期と言えます。
特に12月から年末にかけては休暇を見越して求人数がガクンと落ちる時期になります。
以上が転職市場の動向になります。
これをもとに、自身の経験や能力を考慮して、
企業が自分に当てはまる人材を最も要求しているときに、
就職活動をしてみてはいかがでしょうか。
季節ごとの動向をチェックしてその謎を解き明かしていきましょう!
そもそも求職者が転職しやすい時期って存在するのでしょうか?
まず結論から言えば、誰でも転職しやすい時期なんて存在しません。
確かに年度初めに合わせた入社やボーナス退職者の補充など、求人が増える時期はあります。
一方で、求職者も増えるので結局同じことなのです。
但し、求職者の条件によっては再就職に有利になったり不利になったりする時期が存在します。
そこで、ここでは時期ごとに転職市場の動向に関して解説していきます。
■季節ごとの転職市場
◇1〜3月は4月入社に向けた求人が活発化する時期
4月入社は主に新卒の新入社員を対象にしていますが、
1~3月は新卒者の人員を確保できなかった企業や、
新年度に向けての事業拡大を図る企業が多くなる時期になるので、求人数はアップします。
基本的に2月から人材を募集する企業が多いので、1月は求人数が少ないです。
一方で、年末年始に休暇をしていた人が動き出す時期になるので求職者は多いです。
そういった方々の活動は、2月から3月の上旬にかけて最も活発になります。
4月入社は新卒の新入社員と一緒に研修できることから、
未経験者でも比較的採用されやすい時期だと言えます。
◇4月は停滞期
新卒の新入社員が中心の4月入社を終える転職市場は、
停滞期を迎えるので求人数は激減します。
その割に4月の改編で転職を考える人が多く、そのため求職者も多くなるので、
4月は転職活動に向いていないかもしれません。
◇5〜7月求人は上向き
5月ゴールデンウィーク明け辺りから、
4月入社の新入社員が仕事に耐え切れなくなりバタバタと辞めていく時期になっていきます。
それに伴い人手不足になった企業の求人数も増えていきます。
新入社員の穴埋めになる時期なので、未経験者でも比較的採用されやすい時期になります。
6〜7月にかけてもボーナス退職者が増えるので求人数は増えます。
但し、この時期の求人は即戦力を求められることが多いので、
未経験者には厳しい時期とも言えます。
◇8月は停滞期
8月はお盆休みを挟むためか求人数がガクンと落ちます。
但し、この時期は求職者も少ないのでライバルは少ないです。
夏の時期に転職しようと考えている求職者の多くはお盆明けから動き出すので、
それより前に動き出せば有利になりやすいです。
◇9〜10月は転職市場が最も活発になる時期
上半期の最後になる9月から下半期のスタートなる10月は、
新体制のスタートや人事異動行われ、転職市場が最も活発化する為、
1年間で最も求人数が増える時期になります。
新プロジェクトの立ち上げメンバーとしての即戦力が求められることが多いので、
経験者が優遇されやすい時期とも言えます。
◇11〜12月は停滞期
下半期の人員補充が終えたこの時期は停滞期と言えます。
特に12月から年末にかけては休暇を見越して求人数がガクンと落ちる時期になります。
以上が転職市場の動向になります。
これをもとに、自身の経験や能力を考慮して、
企業が自分に当てはまる人材を最も要求しているときに、
就職活動をしてみてはいかがでしょうか。